トリマーを使った円形の壁掛け時計の作り方をご紹介します!!
簡単に、無垢材をつかったオリジナルの時計をつくることができますよ。

1 チャットGPTで時計の図面を簡単作図
今回の壁掛け時計は、半径13cmの円。
この円に数字を配置した図を書くのって、意外と難しかったりします。
でも、チャットGPTで作図してもらえば、簡単に希望どおりの図を書いてくれます。「数字をもっと大きくして」とか「数字を黒丸に置き換えて」とか指示すると、自分のイメージする図をすぐにつくってくれます。
▼チャットGPTで作図

2 トリマーを使った円のカット
今回は倉庫に眠っていた杉の集成材(厚さ20mm)を使いました。
トリマーを購入すると、ストレートガイドが付属していますが、これを使えば、特別な治具がなくてもきれいな円をカットすることができます。(ストレートガイドとして使用する場合と、ガイドの取り付け方法が違いますので説明書等でご確認ください。)
▼半径13cmの円をカットするので、ビットから13cmの位置に支点がくるようにストレートガイドの長さを調整
▼支点の位置をビスやクギで固定します。
▼負荷がかかりすぎないよう3〜4mmづつ、何回かにわけてカットしていきます。

▼2つ分の円がとれました! 一つは自分用。一つはプレゼント用につくります。
3 SKP製の信頼できるムーブメント
今回使用したのはSKP掛け時計スイープムーブメント。秒針のカチカチという音がしないタイプのものを選びました。

ムーブメントとネジ(金色)で掛け時計本体部分を挟んで固定する構造です。

4 トリマーを使って、ムーブメント取り付け部分の掘り込み
(1)円中心部の穴あけ
最初に、円の中心部分にムーブメントの軸を差し込む穴を掘っておきます。
今回、使用するムーブメントの中央部分の直径は10mmでしたので、同じ幅のドリルビットを使っています。


(2)ムーブメントを埋め込む部分の掘り込み
ムーブメントの大きさは縦横同じで56mmでしたので、少し大きめに縦横70mmの大きさで掘り込みます。
掘り込む深さは、ネジの部分は木の中に隠れて、ネジの部分から上の部分(白色の部分)が飛び出た形にする必要があります。
なお、ムーブメントの白色の部分に時針、黒色の部分に分針ははめ込む形になります。
写真のとおり、ネジ部分の長さが5mmでした。木の厚みが20mmなので、15mmをトリマーで掘り込めば、ちょうどいい計算になります。

▼掘り込むのみ使用したのはベアリング付きのストレートビット
縦横7cmの簡単な治具をつくります。時計本体と治具に書いた線で中心をあわせます。

5 トレーシングペーパーを使った下絵の転写
トレーシングペーパーを使って、あらかじめ作成していた図面を転写していきます。
最近はトレーシングペーパーを使うことなどありませんが、普通にホームセンターの事務用品コーナーで購入できました。
また、転写するための「鉄筆」はネットショップで購入しました。
6 ウッドバーニング用電熱ペンを使った数字の書き込み
時計の数字の部分は、ネットショップなどで木製の数字を購入して貼り付けてもいいかと思いますが、今回は、ウッドバーニング用電熱ペンを使って書き込んでいます。
2種類のペンを使用しました。まず、細いペンで数字の輪郭を書き、その中を太いペンで塗りつぶしています。

トレーシングペーパーの下書きを電熱ペンでなぞって書いています。
7 数字代わりの丸棒の埋め込み
数字の代わりに丸棒を埋め込みます。
ホームセンターで見つけた「マホガニー」の丸棒を埋めるため、直径15mmの座ぐりビットで穴を掘っています。

できるだけきれいな穴がほれるようマスキングテープを貼った上から掘っています。
ボンドを入れて、適当な長さにカットした丸棒を詰め込んだ後、あさりのないノコでカットします。
8 時計本体のボーズ加工
少し柔らかく、かわいい雰囲気の時計にしたかったので、円の周辺部分をボーズ面(3分)のビットで加工し、丸みをもたせてみました。
9 針の取り付け
もともとの針は、こんな金色の針。

ブラックチェリーの木口テープを貼り付けて、パッと見た目は木製の針にしました。
最初に針の穴と同じ大きさの穴をドリルであけて、その位置をあわせて木口テープを張り合わせます。最後に元の針からはみ出た部分をハサミでカットすれば出来上がりです。
10 完成!!
最後に、ムーブメントをネジでしっかりと固定し、針と付属の吊り下げ用のフックをつければ完成です。
なお、秒針を一番上に取り付けることになりますが、秒針までは必要ないので、針の部分はハサミでカットして取り付けました。


数字のフォントやデザイン、時計本体の形を四角にするなど、工夫次第で自分だけのオリジナルの時計ができます。
もし故障をしても、ムーブメントだけを取り替えることでずっと使い続けることもできます。
トリマーがあれば簡単に作ることができますので、チャレンジしてみてください。
↓↓ YouTubeでも製作過程をご紹介しています!!