今回、壁掛け時計作りの第二弾!
タモのツキ板で作った壁掛け時計の作り方をご紹介します。

1 タモの突板を使って広葉樹の質感ある盤面づくり
今回は、家にあったラワンランバーコア(厚さ18mm)に、タモのツキ板を貼り付けることで、タモの質感のある盤面をつくりました。
このツキ板は、以前に「ツキ板屋GIFU」さんからネットで購入したツキ板シート(イージータイプ)で、薄く加工した天然木に特殊な紙が組み合わされています。

ゴム系の速乾ボンドをツキ板とランバーコアの両方に塗り、手につかない程度に乾いたところで、張り合わせます。(今回、ボンドはコニシG10を使用しました。)
はみ出た部分はカッターでカットしていきます。
2 トリマーでムーブメント部分の掘り込み
ムーブメントの大きさに合わせて掘り込みます。この作業については、別の記事(トリマーで簡単にできる!壁掛け時計をDIY)で詳しく解説していますので、ご参照ください。
ベアリング付のビットで掘り込みます。

3 ウッドバーニング用電熱ペンを使った数字の書き込み
ツキ板に対しても無垢板と同様にウッドバーニング用電熱ペンが使えるのか、初めて試してみました。
無垢板と同様に書き込むことができました!!
また、数字以外の部分は、Amazonで購入したウォールナットの丸棒(直径8mm)を埋めてカット。
アサリなしのノコでカットしますが、ツキ板は少しでも削ってしまうと下地が出てきてしまいますので、慎重な作業が必要です。
4 アクリル板のカット
今回の掛け時計は、針をむき出しにするのではなく、表面にアクリル板(厚さ2mm)をつけて木枠で囲む構造にしています。
アクリル板を盤面と同じ大きさにカット。アクリル板は専用のカッターを使うことで簡単にカットできます。(表と裏から何回も削って、最後はポキっと折ることができます。)

5 枠づくり
盤面とアクリル板を囲む枠の制作です。ホームセンターの工作材コーナーで、幅45mm、厚み14mmの丁度いい材(ラワン材)をみつけました。
この枠は「留め継ぎ」とします。今回は、丸ノコの刃を45度に傾斜させて、縦・横がそれぞれ同じ長さになるように一緒にカットしました。
45度のカットは、スライド丸ノコがあれば簡単ですが、丸ノコで精度を出すのは結構難しい作業になります。
余った材などで、あらかじめ試し切りをして45度がでているか確認することが必要です。

次に、盤面とアクリル板を設置する溝をトリマーで加工します。
アクリル板部分は、端から5mmの位置に幅2mm、深さ4mmで加工。(アクリル板の幅と同じできつかったので、サンドペーパーで少し削って調整しました。)
盤面部分は、反対の端から5mmの位置に幅20mm、深さ4mmで加工。

ボンドで接着。ホームセンターにある「引っ越し用PPバンド」に木片を挟むことで、しっかりと固定することができます。

治具を使って、余っている材から「かんざし」を切り出します。(このノコギリ治具については、別記事で詳しく紹介しています。)

「かんざし」を入れる部分も、同様の治具をつかって位置決めとカット幅を調整します。

接着力の弱い「留め継ぎ」を「かんざし」を入れることで補強します。

かんざしんのはみ出た部分を、あさり無しのノコでカットすれば完成です。
