NAOTOの週末家具工房

DIYで挑む!ちょっと本気の家具づくり

箱物家具づくりに欠かせない「突板」の作り方!!

DIYの家具作りで、どのような材料を使っていますか?

ホームセンターにある杉やパインの集成材だけでなく、今回の突板シートを使えば、安い合板でも高価な広葉樹へ変えることができます。

市販されている箱物家具も、そのほとんどは突板が使用されています。

DIYでも簡単に作ることができますので、作り方をご紹介します!!

1 突板シートの購入方法

突板はネットで販売されていますが、私が購入したのは「ツキ板屋GIFU」さん。いろんな樹木(天然木)を使った突板シートが販売されています。

その中で、今回使用したのは「タモ」のツキ板シート「イージー」。

薄く加工した天然木と特殊な紙を組み合わせたもので取扱いが簡単。初心者でも、簡単にカットや貼り合わせができます。

その他にも、厚さ0.3mmの極薄タイプの「ノーマル」や粘着シールがついた「クイック」が販売されています。

▼突板シートを丸めて郵送してくれます。

▼タモの突板シート「イージー」

2 突板シートのカット

突板シート「イージー」は、割としっかりめの紙が貼り合わせられているので、取扱いがとても簡単です。

今回、自宅にあったランバーコアに突板を貼り付けてみます。

▼裏の紙の部分にマジックで必要な大きさを書き込めます。

▼ハサミでザクザク簡単にカットできます。1〜2cm程度大きめにカットします。

3 突板シートの貼り合わせ

木工では、よく白ボンド(木工用ボンド)を使いますが、この突板シートの貼り合わせにはゴム系ボンドを使用します。

今回は、コニシG10ボンドを使用しましたが、ツキ板屋GIFUさんのホームページではアイカRQーV1が推奨されています。

いづれもゴム系ボンドで、①両面に塗る→②少し乾かす→③貼り合わせる、という作業になり、白ボンドと異なり、貼り合わせた瞬間に接着し、動かすことができなくなります。

▼今回使用したコニシG10ボンド。小さいサイズがあったので、これを選びました。

▼2つのノズルが付属。平べったいノズルが使いやすかったです。

▼ランバーコアの表面全体にボンドを塗っていきます。

▼ベニヤ片を使って全面に広げます。

▼突板シートも同様に塗ります。塗りやすいように押しピンで固定。

▼手をあてて、くっつかない程度に乾くまで待ちます。

▼一度くっつくと離れませんので、間に棒を入れて位置を調整します。

▼位置が決まったら棒を抜いて貼り付けていきます。

▼ローラーで圧着していきます。特に、端の部分は丁寧に圧着。

▼はみ出ている部分はカッターナイフの刃を材料に押し当ててカット

▼カッターで綺麗に切れなかった部分があれば、サンドペーパーをかけます。

▼ボンドが付着した場合は、シンナーで落とします。

▼十分に換気をしながら、ウエスにシンナーを含ませて拭き取ります。

▼タモの木目がきれいです。

4 木口テープの貼り付け

これで表面は、タモですが、木口や側面をみるとランバーコアの芯材がそのままです。

そこで、ここはネットで購入したタモの木口テープを貼り付けます。

▼先ほどと同様にボンドを塗ります。

▼木口テープは最初から接着剤が塗られているので、テープを剥がしてそのまま貼ります。

▼ローラーで圧着

▼カッターナイフではみ出た部分をカット

▼木口テープと突板シートが一体として馴染むようにサンドペーパーをかけます。

▼繋ぎ目がわからない状態に。ただし、削り過ぎると下地が見えるので要注意です。

▼完成しました!!

5 DIYの家具作りでも「突板」を活用!!

「突板シート」と「木口テープ」も無垢のタモ材を薄くカットしたものなので、見た目や手触りもタモ材そのものです。

サンドペーパーをかけたり、塗装をしたりすることも無垢材と同じようにすることができます。

突板の弱点としては、無垢材の部分が非常に薄いので、机やダイニングテーブルの天板など、傷が付きやすかったり、ハードな使い方をする部分には向いていません。

一方で、突板の下地をフラッシュ構造の合板にすることで、大きな箱物家具の側板などを軽く、反りにくくすることができる、といったメリットがあります。

もしかすると、無垢材が高級で、突板は安物、といったイメージを持たれいてる方もいらっしゃるかもしれませんが、値段に関係なく、大きな箱物家具のほとんどは突板が使用されています。

DIYの家具作りでも、突板を選択肢のひとつとすることで、製作の幅がでると思いますので、ぜひ、チャレンジしてみてください。

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