NAOTOの週末家具工房

DIYで挑む!ちょっと本気の家具づくり

大きな材でも精密に縦引きできる!クレッグ『リップカット』の使い方

1 こんな時にリップカットが活躍

○キャビネットや整理箱など、箱物家具の側板や天板など長方形にカットするとき

○サブロク板など大きな材をカットするとき

パネルソーやテーブルソーがなくても、この平行ガイドを使うことで、正確なカットが可能になります。

2 リップカットの特徴

○目盛りを合わせることで、正確な幅の設定が可能

○幅3cmから最大で約60cmまでのカットに対応

○手持ちの丸ノコを簡単にセットできる

○ガイド部分が長く、精度の高い平行カットが可能

3 リップカットに丸ノコをセット

▼丸ノコをリップカットに乗せて、丸ノコのベース部分をネジで押さえつけて固定します。

4 リップカットの目盛りの調整

丸ノコをセットしたら、以下の手順で目盛りを調整します。

▼まず初めに、丸ノコの刃を平行ガイドにピッタリとくっつけます。

▼上記の状態で、赤線が刻まれた部分を目盛りのゼロの位置にくるように調整します。

この調整ができれば、赤線をカットしたい幅の目盛りの位置に合わせればOKです。

5 リップカットをつかった縦引きカット

実際にカットしてみます。まず、試しに幅8cmでカットしてみました。

▼赤線を目盛りの8cmの位置に合わせます。

カットする時は、丸ノコ部分よりも、左手の平行ガイド部分に神経を集中します。

板材にピッタリとつけて、絶対に離れないようにすることが肝心です。

▼切り始めと、切り終わりの両方ともピッタリ8cmでカットできました。

▼次に、幅35cmでカットしてみました。

▼こちらもピッタリ35cm。かなりの精度でカットができました。

パネルソーやテーブルソーはなくても、精密な平行カット(縦引き)ができるリップカットは、DIYの家具作りに不可欠なツールです。

今後、このリップカットを使った実際の家具作りもご紹介していきたいと思います。

↓↓YouTubeでもご紹介してます!!

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DIYで挑戦する家具づくり!座り心地のいいスツールの作り方

今回は4本脚のスツールの制作過程をご紹介します。

このブログでは、丸ノコやトリマーなどの基本的な電動工具と、ちょっと工夫した治具を使うことで、DIYでも出来る本格的な家具づくりに挑戦しています!

1 設計

家具の設計には、いつもスケッチアップ(無料版)を使っています。

▼脚(4本)の部分。高さは低めに設定しています。

▼脚と脚を繫ぐ幕板部分(2本)。相欠き加工で削る部分は一本目と2本目は違うので要注意

▼座面部分。厚みは12 mmでもOK

2 材料の調達

今回、脚の部分はブラックチェリーを使用しました。

こうした広葉樹はホームセンターでは扱っていませんのでネットで調達してます。

いつも利用しているのは「マルトクショップ」さん。樹種を選んで、必要な大きさを入力すれば、自動で購入金額(見込み)もわかるので気軽に利用することができます。

また、作った家具の画像を送れば、次回の購入時に5%割引にしてくれます。

▼こんな感じで梱包されて送られてきます

なお、座面は、家にあったパイン集成材を使いましたが、購入する場合は厚さ12mm程度の合板で大丈夫だと思います。

▼厚さ18 mmのパイン集成材

▼座面に貼るチップウレタン、ウレタン、レザー(合皮)は、ネットで椅子の張り替え用のセットとして販売されているものを購入。

3  墨付け

脚の材料に脚が斜めになるようにカットする線と、ホゾ加工をするための線を「白柿(シラガキ)」と「毛引き(ケビキ)」つ使って書き込みます。

↓↓墨付けの方法については、別の記事で解説していますので、こちらをご覧ください。

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4 脚(4本)の加工

(1)ホゾ穴の加工

脚を斜めにカットする前に、まず、ホゾ穴の加工をしておきます。

ホゾ穴加工で私がいつも使っているのはドリルスタンドの角のみアダプター。

専用の角のみ盤は高価で手が出ませんが、このアダプターを使えば電動ドリルを使って精密な機械加工をすることができます。

ただ、角のみは掘り込む時の抵抗が強く、特に広葉樹の硬い木は簡単には掘れません。

そのため、お薦めするのは中橋製作所の小林式角のみ。私は9 mm幅を使っています。

1万円を超える高価なものですが、切れ味がまったく違いますよ。

▼ドリルスタンドと角のみアダプター。ミニフライス盤とバイスの併せてセットすれば完全にに角のみ盤として使用できます。

▼中橋製作所の小林式角のみ(9 mm幅)

▼ミニフライス盤を動かして、角のみの位置を墨線にピッタリあわせます。

▼簡単にホゾ穴加工ができます。

↓↓角のみアダプターを使ったホゾ穴加工については別の記事で詳しくご紹介しています。

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(2)脚を斜めにカット

今回、幅が広めの材を斜めにカットして、少し脚が傾斜するようにしています。

こうしたカットは、バンドソーがあればいいのですが、持っていないので丸ノコと丸ノコ定規を使います。

▼脚元が細くなるような形状で斜めにカット

▼丸ノコ定規を墨線に合わせてカット

▼材が動くことが心配な場合はグルーガンで固定(今回はそのままで大丈夫でした。)

▼4本のカットができました。

▼丸ノコは、墨線のほんの少しだけ上でカットして、残りはカンナで仕上げます。(カンナの扱いに慣れていない方は、丸ノコでギリギリまで合わせてカットしてもOK)

↓↓丸ノコ定規の作り方はコチラをどうぞ

丸ノコを買ったら最初に作りたい!!まっすぐにカットするための丸ノコ定規 - NAOTOの週末家具工房

5 幕板の加工

(1)ホゾの加工

丸ノコで縦切りをするための治具を使ってホゾ加工をしていきます。

▼丸ノコの縦切り治具。上部の板はカットしたい位置に合わせて動かせます。

↓↓丸ノコを使った縦切り治具の作り方は別の記事でご紹介しています。

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次に、手ノコでのホゾの横ぎりです。

ポイントは胴付き部分に段差ができないようにすること。

ここで白柿を使った墨付けが生きてきます。

まず、墨線の切り込みがはいった位置に白柿をおき、そこにマグネットシートを貼った自作のスコヤを合わせてカットしていきます。

▼白柿を墨線に合わせます

▼自作のスコヤ。マグネットシートを貼っています。

(2)相欠き加工

2本の幕板の中央を相欠き加工をしてクロスさせます。

今回は、トリマーでガイドベアリング付ビット使って加工をしてみました。

▼ガイドとなる材をグルーガンで接着

▼コロ付のビットで加工します。

▼掘り込む深さを少しづつ調整してピッタリに。

(3)ビスの下穴加工

幕板と座面はトラスビス(長さ40mm)で固定します。

そのため、幕板を15 mmほど掘り込むとともに、ビスの下穴(幅4mm)をあけます。

▼トラスビスの頭の幅が9 mmだったので10mm幅のドリルを使用

▼4 mmのドリルでビスの下穴を貫通

6 座面の加工

座面は半径15㎝の円形。

今回は、丸ノコと丸ノコ定規を使って、円形に加工してみました。

▼丸ノコ定規の端から15㎝の位置にクギを打ちます。

▼丸ノコ定規を少しづつ回しながらカット。これを繰り返します。

▼丸ノコでカットしたとは思えないほど、綺麗な円形にカットできました。

↓↓丸ノコ定規を使った円形カットについてYouTubeでもご紹介しています。

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▼これで一通り必要な部材の加工が出来ました。

7 座面のクッション貼り

座面のクッション貼りは初めてでしたが、意外と簡単。家の椅子の張り替えもできるようになりますので、ぜひトライしてみてください。

▼チップウレタンをカッターナイフで座面の大きさにカット。

▼ウレタンは座面より一回り大きいサイズでカット

▼写真の順番に並べてタッカーでとめていきます。

▼できるだけ体重を乗せて、レザーシートを引っ張りながらとめていきます。

▼余分なレザーシートはカッターでカット

▼最後に、座面と同じ大きさの不織布を少しだけ端を折り込みながらタッカーでとめます。

8 脚の組み立て

脚と幕板をボンドで接着し、組立てます。

▼カットした部分を両面テープでつけて直角にして、組み立てやすい状態にします。

▼直角にしたので、クランプでの締め付けができます。


9 研磨と塗装

脚の部分をサンドペーパー(240番)をかけたら、塗装をしていきます。

いつも使っているのはワトコオイルかバトンの透明。

10 完成!!

脚と座面をビスで固定すれば完成です。

ポイントは、脚と座面の間に隙間が開かないようにしっかりとビス止めをすること。

もし、脚がガタつくようであれば、サンドペーパーで削って微調整をしてください。

▼脚が座面の中央になるよう位置を調整

▼ビスでしっかりと固定

▼完成です!!

↓↓スツールの作り方をYouTubeでもご紹介しています。

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家具を作るなら絶対にマスターしたい!白柿と毛引きを使った墨付け!!

 今回は、家具を作る前に必ずマスターしておきたい「白柿(シラガキ)」と「毛引き(ケビキ)」を使った墨付けの方法をご紹介します。

 家具作りでは、精度の高い墨付けをした上で加工をしないと、微妙なガタつきやズレが生じてしまいます。そのため、鉛筆やシャープペンシルではなく、白柿や毛引きの刃先を使って墨付けを行います。

 ちょっとした慣れが必要ですが、何度か練習すれば簡単にできますので、家具作りに取り組むDIYerは、ぜひマスターしてください。

1 墨付けに使う道具はコチラ

左から「スコヤ」「白柿」「毛引き」「直定規(ストッパー付き)」

2 ホゾ加工の墨付けにトライ

 練習として、ホゾ加工をする際の墨付けをご紹介します。

▼写真のようにホゾ組をするための墨付けをします

(1)ホゾ穴(メス側)の墨付け

▼最初に「ほぞ穴」の墨付けをします

▼定規のストッパーを37mmにセットし、スコヤの位置をあわせます。

▼白柿でほぞ穴の短辺の線をケガきます。

▼線が細くてわかりにくいので、ここではマジックで書いています。

▼同じ要領で、反対側の短辺もケガきます。

 次に、縦の線は毛引きを使います。材の厚みが20mmで、ほぞ穴の幅が9mmなので、毛引きで端から5.5mmの幅で線が引けるよに設定します。

 この設定がきちんと出来ることが重要です。大まかに位置を合わせたら、毛引きのネジを少し締め、スコヤで毛引きをトントンと叩きながら位置を微調整。

▼毛引きの刃の位置を5.5mm に設定。スコヤか差し金で幅を確認します。

 位置を調整したら、余った材などをケガいてみて、ノミや角ノミの大きさをあててみて、実際の幅が合っているかを確認します。(ホゾ穴の幅は、使用する角ノミの幅に合わせて設定しています。)

▼材の端の部分でケガいて角のみの幅(9 mm)と合っているかを確認

▼設定ができれば、ホゾ穴の長辺をケガきます。

▼出来ました!

(2)ホゾ(オス側)の墨付け

 次に、ホゾ(オス側)の墨付けです。

 最初に墨回し(4面ぐるっと墨線をつける)をします。ここもポイントとなりますが、この時、基準とする面を2面(第1基準面、第2基準面)を決めておきます。

 墨回しをした時に、線がズレないようにするには、スコヤの短辺部分を必ず基準面に押し当てた状態でケガく必要があります。

▼◎が第1基準面、○が第2基準面です。

 

▼まず、定規のストッパーを30mmにして、この位置にスコヤを合わせます。この時、スコヤの妻手(短い部分)は第1基準面にあてています。

▼次に、第2基準面にスコヤの妻手(短い部分)を合わせて、隣の面をケガきます。この時、白柿は最初にケガいた線の端にあわせます。

▼この様に2面にケガいた線がはいりました。

▼次に、反対側の面も同様に、第2基準面にスコヤの妻手をあててケガきます。

 ここまでで3面に線がはいったら、最後に第1基準面にスコヤの妻手をあててケガいたら墨回しが完了です。

 この時に線がズレなくて繋がっていれば成功です。

 次に毛引きを使って縦線をいれていきます。

 ホゾの厚みは、ホゾ穴の幅と同じなので、先程、ホゾ穴の墨付けで設定した毛引きを、そのまま同じ設定で使います。

▼ホゾの厚さは、ホゾ穴と同じ9 mm

▼木口にも同様にケガきます。

▼毛引きの幅を改めて13mmに設定し、ケガきます。

▼最後に、毛引きの幅を17mmに設定してケガくと完成です。

▼斜線の部分はカットする部分

↓↓YouTubeでもご紹介しています。

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丸ノコだけでホゾ加工!テーブルソー不要の縦切り治具で家具づくり

今回は、丸ノコを使ってホゾ加工をするための縦斬り治具をご紹介します。

椅子などの脚物家具をつくる場合、精度の高いホゾ加工が不可欠です。

テーブルソーを持っていないDIY初心者でも、この治具があれば丸ノコだけで簡単に精度の高いホゾ加工が出来ますよ。

⬛️丸のこ定規を活かした簡単治具|製作のポイント

この治具は、箱を作って、その上に、以前に製作した「丸ノコ定規」を乗せただけの簡単なものです。

製作にあたって、いくつかポイントがあるのでご紹介します。

【ポイント①  丸ノコ定規をスライドする構造に!】

ホゾのサイズに応じてカットする位置を変えることができるように、丸のこ定規をスライドできる構造にしています。

スライド定規の一部に穴をあけ、ノブで位置を固定します。

▼ベースとなる箱には、鬼目ナット(M6)を埋め込んでます。

▼「丸のこ定規」について、詳しくはこちらの記事でご紹介しています

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【ポイント②  カットする位置の微妙な調整を可能に!】

ホゾをきかせるためにはカットする位置の微妙な調整が必要となります。

ホゾ穴に対して、小さすぎてスカスカでは意味がありませんし、大きすぎると材料が割れてしまいます。

カットする際は、ホゾの墨線に丸ノコ定規の端を合わせますが、数値で幅を確認できるよう目盛りを貼り付けました。

▼カットする位置が決まれば、ノブで固定します。

▼「丸のこ定規」の裏側は、材に対して直角になるようストッパーをつけています。このストッパーをベースの箱に押し当ててスライドさせれば、より簡単に位置決めができます。

【ポイント③  丸ノコ定規とベースの箱は直角に!】

今回、2×4材をベースに使用しましたが、少し反って直角がでていませんでした。

木口テープを何枚か貼って直角になるよう補正をしました。

▼スコヤをあてて直角を確認

▼木口テープを貼って調整

治具の組み立てについてはYouTubeをご覧ください。

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DIYの家具作りに絶対必要!!同じ長さでカットできる自作の丸ノコスライド台

今回は、簡単に同じ長さでカットができる「丸ノコスライド台」の製作方法をご紹介します。

家具作りでは、同じ長さのパーツが複数必要となるケースがほとんどです。

例えば「椅子」の場合、同じ長さの「脚」や前後左右で同じ長さの「貫」が必要。少しでも長さが違うとガタついてしまいます。

横切り盤やスライド丸ノコがあれば問題ありませんが、丸ノコしか持っていなくても、丸ノコスライド台を自作すれば、簡単に同じ長さの材をカットすることができるようになります。

DIYの家具作りには欠かせない治具なので、参考にしてください。

▼完成した丸ノコスライド台。自作のホールドダウンクランプは無くても大丈夫。

▼別の記事で紹介した「丸ノコ定規」と同じで、アルミバーを丸ノコガイドで挟む構造です。

1 今回製作する丸ノコスライド台の構造

<スライド部分の構造>

一般的には、L型のアルミアングルを使って丸ノコをスライドさせる構造が多いと思いますが、今回は、合板(厚さ12mm)にアルミバー(幅30mm、厚さ3mm)を設置し、丸ノコガイドで挟む構造です。

アルミアングルの場合、L型の高さが丸ノコに干渉したり、強度が不足してたわんでしまったりして、ピッタリのものが見つからないこともあります。

合板とアルミバーならどこでも入手可能ですし、どの種類の丸ノコでも製作できます。

<高さ>

自分の丸ノコの刃を目一杯出した状態で使用した時に、刃がスライド台のベース部分まで届き、数ミリ程度カットするぐらいの高さします。

私の丸ノコは、刃が58mmほど出ますので、40mmの角材の上に、12mmの合板をのせて使用すると、6mmほどスライド台のベース部分をカットする計算になります。

<奥行き>

奥行きが520mmとなっていますが、40mmの角材2本分を除くと、440mmの幅までカット可能です。

この幅は、これまで自分が制作したものの中で一番大きなサイズ(キャビネットの天板)に合わせています。

<横幅>

横幅は広いに越したことはありませんが、大きすぎてもかさばりますので700mm程度としました。

<ホールドダウンクランプ>

ホールドダウンクランプを設置するために、Tスロットトラック(19mm幅)を埋め込む溝を掘っています。この深さが9.5mmとなるため、ベース部分は厚さ18mmのラワンランバーコアを使用しています。

このホールドダウンクランプは無くても問題ありません。また、溝を掘る必要がなければ、材の厚みは15mm程度でいいと思います。

2 丸ノコスライド台の製作手順

(1)必要な材料のカット

ラワンランバーコアはホームセンターでカットしましたので、合板、角材、アルミバーをカットしていきます。

▼合板を丸ノコ定規を使ってカット。最終的には幅120mmですが、この段階では少し広め(130〜140mm)にカットしておきます。(丸ノコ定規の作り方は別の記事でご紹介しています。)

▼長さ620mmでカット。

▼ノコギリで700mmと120mmの角材をカットします。

▼アルミバーを620mmでカット。アルミは柔らかい金属なので丸ノコで木工用の刃のままでも簡単にカットできます。不要な角材に乗せてカットしています。

(2)丸ノコをスライドさせる部分の加工

丸ノコをスライドさせる部分の合板とアルミバーの加工をしていきます。

▼アルミバーをビス止めするための穴の加工。ビスが入る大きさで穴を開けた後、皿取りもしておきます。

▼合板のまっすぐな辺に沿ってアルミバーを設置します。まずは、ボンドで接着。今回はアルテコ瞬間接着剤と硬化促進スプレーを利用したので、すぐに固定できました。

▼ビスでアルミバーがずれないよう、ビス穴の中央に下穴をあけてます。

▼ビス止め。皿取りをしてビスの頭が出てこないようにしています。

▼アルミバーを丸ノコ本体と丸ノコガイドで挟んで、合板をカット。

▼丸ノコガイドは写真のように、普通と反対向きの設置しています。

▼丸ノコガイドの先端に付けている板のサイズ。この板をつけることで、アルミバーを挟むことができます。(丸ノコの種類によってサイズを決めてください。)

(3)ホールドダウンクランプ用のTスロットトラックの設置

ホールドダウンクランプを使用するためのTスロットトラック(幅19mm)を設置する溝を掘っていきます。

ただ、ホールドダウンクランプが使えなくてもカットはできますので、この工程は省略しても構いません。

▼Tスロットトラックの幅をとって2本の板を両面テープで貼り付けます。

▼トリマーで溝を掘ります。ビットは、ガイド付きストレートビットを使用。

▼ビットのガイド部分を2本の板に沿わせて掘っていきます。

▼Tスロットトラックをボンドで接着した後、ビスで固定しました。

(4)組み立て

カットした部材を組み立てていきます。

▼角材をボンドで接着した後、裏からビスどめしています。

▼スライド台の部分が角材に対して直角になるように設置します。この直角をだすことが一番のポイントとなりますので、慎重に設置します。

▼試しカット。

▼目盛りを角材に貼り付けて、簡単に必要な長さのカットができるようにします。

▼スライド台の右側部分にも、目盛りを貼って短い材をカットできるようにします。

(5)ホールドダウンクランプの自作

ホームセンターで購入できる材料を使って、安上がりのホールドダウンクランプを製作しました。

▼使用した材料

▼万力かモンキーレンチに挟んで手で曲げていきます。まず、直角の根本部分を挟んで角度を広げ、次に、両端を挟んで曲げていきます。

▼こんな形になれば完成です。先端にゴムシートを貼れば傷もつきません。

▼完成しました。クランプは両方で固定すると丸ノコがキックバックする要因になりますので、片方だけで固定するようにしてください。

↓↓ YouTubeでも製作過程をご紹介しています。

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丸ノコを買ったら最初に作りたい!!まっすぐにカットするための丸ノコ定規

プロの家具工房では、パネルソーや昇降盤、横切り盤などを使って、簡単に直線や直角のカットをすることができます。

趣味の家具作りで、こうした電動工具を揃えることは難しいですね。

でも、「丸ノコ」なら1万円程度で購入できますし、治具を作れば色んな加工をするこができるようになります。

今回は、丸ノコを買ったら、最初に作りたい「丸ノコ定規」の作り方をご紹介します!!

 

1 アルミバーと丸ノコガイドを使った丸ノコ定規

今回、ご紹介するのは「アルミのフラットバー」と「丸ノコガイド」を利用した丸ノコ定規。

一般的な丸ノコ定規は、アルミバーなど使わず、ベニヤを2段にして、これに丸ノコを沿わせて使用します。

これでも十分なのですが、ベニヤにしっかりと丸ノコを押し当てておく必要あがり、少し気を抜くズレてしまいます。

アルミバーを使用することで、直線の精度も高くなりますし、丸ノコ本体とガイドで挟むことでズレることも気にすることなく、スイスイとカットすることができます。

アルミバーの分、少し費用はかかりますが、DIY初心者の方にはお勧めです。

▼アルミバーを丸ノコとガイドで挟むことで確実に直線カットができます。

▼短い定規と長い定規の2つを作ってみました。

2 製作に使用した材料

<シナベニヤ 厚さ5.5mm>

ベニヤは、ラワンベニヤでも構いませんが、シナの方が表面が滑らかで、丸ノコが滑りやすいかもしれません。

厚みは多少違っても構いませんが、個人的には5.5mmが一番しっくりきてます。

 

<アルミフラットバー 厚さ3mm、幅30mm、長さ1M>

今回、長さ1Mのバーを30cmと70cmに切り分けて使用しました。

 

3 製作するサイズの設定

短いサイズは、ツーバイフォーなどの角材用、長いサイズは少し広い板材用に製作しました。

このサイズにこだわらず、自分が製作したいものに合わせて、一番使いやすい大きさのものを作ればいいかと思います。

アルミバーを長めにしたのは、カットの始めと終わりで、丸ノコがずれないようにするため。

アルミバーの右側部分の幅(90mm)は、使用する丸ノコで異なってきます。

また、左側部分(130mm)はカットする際に手を置いた時、使いやすい幅を設定してください。

▼今回製作したサイズ。自分の丸ノコとカットのしやすいサイズで設定を。

▼アルミバー右側の幅は使用する丸ノコの幅。

▼アルミバー左側は手を置きやすい幅で設定

4  製作の手順

(1)シナベニヤのカット

最初は丸ノコ定規もありませんので、ノコ刃の位置がカット線になるように適当な材をあてて必要な長さでカットします。

横幅は、この段階では少し広め(260mm以上)にしておきます。


(2)アルミバーの接着

カットしたシナベニヤにアルミバーをボンドで接着します。

使用するボンドは接着対象に木材と金属が含まれているものであれば何でもいいですが、今回は、アルテコの瞬間接着剤と硬化促進スプレーを使用しました。(これを使えばあっという間に接着できます。)

なお、アルミバーが接着した後に、これに沿って丸ノコで右側部分をカットしますので、この段階では、右側部分は90mmより幅は広くとっています。

また、アルミバーは、この段階では直角になっている必要はなく、多少ズレていても構いません。


(3)丸ノコガイドの製作

丸ノコを購入すると、付属品として「丸ノコガイド」がついていると思います。

このガイドの先端に、下図のような加工をした材を取り付けます。

▼丸ノコガイドがアルミバー(厚さ3mm)に2mmほど引っ掛かる高さになるよう、ご自分の丸ノコの形状に応じて設計してください。(下図は自分の丸ノコに合わせたサイズ)

▼家にあったアカシアの端材(厚さ10mm)を使用しました。

▼通常は、丸ノコガイドは下の写真の向きで使用します。

▼丸ノコ定規で使用するときは、ガイドの向きを反対にして使用します。ガイド先端に取り付けた木材の底面は1mmほど浮いた状態です。

(4)アルミバー右側部分のカット

ガイドを付けた丸ノコをセットして、アルミバー右側部分をカットします。

この切り口をカットしたい材の墨線に合わせてセットして使用します。


(5)直角にカットするための木材止めの設置

長い丸ノコ定規はこれで完成ですが、短い丸ノコ定規には、角材などを直角にカットするための木材止めを設置します。

▼定規の裏面に、定規の切り口と直角になるように材を固定します。一方の先端だけビス止めし、スコヤで直角を確認しながらボンドで接着。

▼ボンドが固まるまでタッカーで圧着しています。

▼完成しました!!

▼以前に製作していたものも含めると3種類の長さのものを作っています。

 

↓↓ YouTubeでもご紹介しています。

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生活感を隠す!木製ティッシュ箱ケースの作り方!!

今回は、木製のティッシュ箱ケースを製作しましたので、作り方をご紹介します!

食卓やリビングにをいい感じの家具でコーディネートしていても、ティッシュ箱を置くと生活感がダダ漏れになってしまいますよね。

そういった意味で、他の家具とも違和感なく馴染んでくれる「木製のティッシュ箱ケース」は必須のアイテムかもしれません。

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1 アカシア集成材で必要な部材の準備

近所のホームセンターにあったアカシアの集成材(厚さ10mm)で製作しました。

縦横の大きさは、いつも使うティッシュ箱の長さにプラス3〜5mm程度、高さは、フタ(厚さ10mm)をした高さにプラス10mm程度でいいと思います。

材料を平行に縦斬りする時、私はいつも「Kreg丸ノコガイドリップカット」と使っています。ただ、今回の材料の幅は90mmと狭いので、付属の平行定規でも全然問題ありません。

こうした平行定規を使う時のポイントは、右手の丸ノコよりも、左手の定規の方に意識を集中して、絶対に定規が材料から離れないようにすること。それと、材料自体がカットの途中で動かないようにしっかりと固定しておくことが大事です。

▼Kreg丸ノコガイドリップカット

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2 丸ノコ治具を使った留め加工

丸ノコで45度のカットをする時の専用治具を作っています。

この治具を使う前に、丸ノコを45度にセットして、適当にカットしてみて、45度にきちんと設定できているかを確認してみることをお勧めします。
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▼45度にセットした状態でスムーズにレール上を進むか確認します。
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▼ストッパーを使うことで、同じ長さのものを簡単につくれます。
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▼直角にカットできています。
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▼切り口が45度になっていることを確認します。

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3 底板を入れる溝の掘り込み

底板には、厚さ2.5mmのシナベニヤを使いましたので、同じ2.5mm幅のビットをつかって深さ4mmの溝を掘り込みました。

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端から5mmの位置に掘り込みます。付属のトリマーガイドを使ってもいいのですが、トリマーテーブルを使えば、より簡単・正確に加工をすることができます。

▼自作のトリマーテーブル
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4 接着・組み立て

留めの部分には木工ボンドを塗って接着します。
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留めの接着をする際にいつも使っている「引っ越し用PPバンド」。このバンドに木片を挟むことで、圧着することができます。

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5 かんざしの加工

留め継ぎだけの状態では、接着力が弱いので、「かんざし」の加工をしていきます。

今回は、トリマーと治具を使って加工してみました。

この治具は、家にあった材料を使って作成したもので、写真のように簡単なものです。

深さ10mmを2回にわけて掘り込みました。なお、かんざし用に準備した材が厚さ3mmでしたので、それにあわせて直径3mmのビットを使用してます。
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一番最初は、治具ごと掘っていくことになります。

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かんざしは、家にあったヒノキの工作材(厚さ3mm)。デザインを考慮すれば同系色ではなく、ウォールナットのような濃い茶色の方が見栄えがするかと思います。

写真はありませんが、下の写真の状態から、アサリなしのノコでカットします。
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6 フタのティッシュ部分の穴あけ

フタの大きさは、丸ノコでピッタリのサイズにカットした後、カンナで調整。

中央部分は幅15mm、長さ155mmで穴あけをします。

トリマーで穴あけをするため、適当な材で穴の部分を囲みます。
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ベアリング付のストレートビットを使用してます。

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こんな感じで、ティッシュの取り出し部分の穴があきました。

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この穴の周りを「面取りビット」を使って面取りをしておきます。
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完成しました!!!

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↓↓  YouTubeでも製作過程をご紹介しています!!

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